朝7時に学生と山に行ったら、お昼になるかならないか位に学生が日射病になったので、今日も何故か研究室にいます。学生はソファーで虫の息です。熱射病ではなさそうですが、怖いものです。私は恐ろしいくらい何ともないです。何この差。


ところで一昨日教室が一つ余った!というニュースが学科中を駆け巡り、研究室対抗争奪戦が繰り広げられる運びとなりました。ただでさえ教室は競争率が激しいので、うちのような弱小研究室はとてもとても割り当てが少なく、去年などは人数の都合とかいう大人の事情まで持ち出されて、それまで使用していた教室を追い出されるということもありました。


しかしうちの分野はとにかく場所を必要とするので、このビッグチャンスだけはどうしても譲れません。普段ぼんやりのんびりしている(のでいつもこの手の話し合いには大負けする)うちの教授さえもが、やたら気合い入れて会議に行きました。あんなに気合いの入った教授を見たのは去年みんなでタケノコ掘りに行ったとき以来1年ぶりです。


そんな教授が頑張ってくれただけあって、何とか奇跡的に教室を手に入れることが出来ました。会議に参加した他の教授曰く、
「あんな顔つきのN先生(うちの教授)は初めて見た。みんな吃驚して譲らざるを得なかった」
だそうです。普段からそうしていただけたら、今年の予算ももうちょっとどうにかなったのではないかなあ・・・(それはそれは恐ろしい程少ない額でした!)。とほうじ茶を啜っている教授を見ながら思いましたが、とりあえず教室が手に入ったので良しとします。

「うめちゃん、机(60kg×12台)新しい教室に運び込んどいてね」


良しとします・・・。