およそ1年ほど前に出産なる一大イベントをこなしてきました。もう息子もつかまり立ちまでマスターし、トイレまで号泣しつつばっちり後追いしてくるほどに成長しました。赤子の成長て本当に早いんですね・・・。正直舐めてた。ということで育児と日常に追われてここまできましたが、このままだと記録を何もせずに時が過ぎそしてすべてを忘れてしまうこと間違いなしなので、ここら辺で覚えているところまで何とかさかのぼってみようと思います。というのも新しいパソコンを購入したからです。これまで使用していた2004年製のパソコンがあまりにも遅すぎて・・・そしてさようならXPにまんまとかかっておりまして・・・。というわけで時を駆けてウィンドウズ8になりましたがなにこれ。世間が未来を行き過ぎて取り残されてる感が果てしないです。このパソコンと仲良くなれる自信がまるでない。



●妊娠から出産まで 〜発覚からつわりまで編〜
冬のある日に妊娠したかもなーということでインターネットで調べた近くの産婦人科に赴いたのですが、そこが「えっここ営業してんの?廃墟じゃなくて?」というところでして、黄ばんだ雑誌や本、薄暗いリノリウムの床、植物多めの庭と完全な大正時代あたりのサナトリウム感・・・。あとおじいちゃん先生は「古事記の知られざる謎」という本片手に診察をしてくれました。まあそこで妊娠は確定しましたがしかしここにご厄介になるのはどうもな・・・と心がざわざわしたので再び病院探しをスタート。条件である「夜8時までやっている」(仕事があるので)「土曜日も診察をしている」(仕事があるので)をベースに探したところ、少し離れたところに一軒あったので赴いたところこれまたおじいちゃん先生に今度は病院中に天使の像が乱れ飛ぶワンダーランドでしたがもうめんどくさくなったのでそこに通うことにしたのでした。おじいちゃん先生も看護婦さんもいい人だったし・・・。


そうしてたまごナントカ系の雑誌などを読みふけった結果、会社への告知は安定期にはいってから!とのアドバイスでしたが、他部署はともかくわが部署へ隠し通すことなど不可能に近いので(3人だけの小規模運営)あっさり報告したところ、同僚さんは「ウヒョー!わたしに甥もしくは姪的な存在が!」と大層お喜びいただき、室長は「えっ・・・」と絶句すること5分ほど、そのあとチラチラと目線を寄越すので「会社を辞める気はないので、産休育休そして復帰を望みます」と希望を述べたところ明らか安堵の表情で「おおおおう!席は空けておくから!!」ということで妊娠ライフが始まったのでした。退職勧告とかされなくてよかったです。(養育費稼がなくては)ですが誰か新しい人入れるのでしょうか!と聞いたところ「そんなお金ない」と言われ、それではわたしのお仕事はいったい誰が?同僚さんももはや限界突破状態ですけど・・・?と聞いたところ室長が「ワシがやる・・・」とどの角度から見てもなんかおかしな発言をしていました。


しかしあっさりと妊婦生活には第一の壁が立ちはだかり、なんと現在妊娠3か月程度までには出産する産院を決めなくてはどっこも予約が取れないということで、まあ現在かかってる産院で産めばいいかなー!とかのんきに考えていたら母子手帳をもらいにいった区役所にて「あそこ分娩もうやってないですよ」と言われ真っ青。お、おおう・・・と右往左往したのち、実家の方が田舎なのでまだ予約取れるかなー・・・!と里帰り出産にシフトチェンジ、評判が良い病院に電話したところ「もういっぱいです」とあっさり断られたのでありました。(この時点でまだ妊娠2か月)産む前からこれかよ・・・!!これはマジで出産率下がるはずでっせ・・・!!!!!どないやねんしかし!!!!と眼鏡をクイクイしながら可もなく不可もなし、しかしごはんの美味しさには定評があるという別の産院に突撃したところ何とか予約が取れたのでありました。あそこまで断られたら隣の市まで電話かける羽目になるとこだった。


そうこうしていると誰しもが通るとされているつわりがやってきたのですが、妊娠経験がある皆さんが口をそろえて言う「ドラマでよくある『うっ・・・気持ち悪い・・・もしかして!』と『すっぱいもの・・・レモン食べたい・・・』は割と嘘」を身をもって知ることになり、個人差があるとされているのですがわたしの場合はまず「おなかがすきすぎて気持ち悪くなるのがエンドレスで続き、そのくせ何も食べたくない、かろうじてフライドポテトにケチャップつけたもの、ドレッシングをかけたキャベツの千切り、ゆでウィンナー以外はまったく無理、想像するのも嫌だ」となりました。食べたいではなく、これなら食べられるカナ・・・?!!というものを模索する日々・・・。あんなにだいすきだった白米が食べられない辛さ・・・お昼ご飯にタッパーいっぱいのキャベツとウィンナーを死にそうな顔でもそ・・・もそ・・・と食べるわたしを完全にドン引きで見守ってくれた同僚さんありがとう・・・!そしてこんなときに限って会社でバーベキュー大会が実施され「すごいいいお肉買っちゃった!みんなたくさん食べてね!!!!」という幹事さんの笑顔に泣きそうになりつつかろうじて網の端っこで焼いてあったウィンナーをおいしそうな肉を眺めながらぼそぼそ食べる羽目になったりしたのでありました。ビンゴで電動歯ブラシあたった。そうして夫(家事を全部変わってくれましたありがとう)が「たくさん冷凍ポテト買ってきたよ!これでしばらく大丈夫だね!!」といった直後に「おろしポン酢とんかつ以外はみたくもない」と壊滅的なワガママを発揮し、夫がめそめそと大量のポテトを消費したころつわりが終わったのでありました。ちなみに終わりは本当に唐突で、朝起きて「あれ・・・なんかご飯とか食べられそう・・・むしろ食べたい・・・!」と徐々に終わるわけではなかったのが印象的でした。ちなみに後日姉につわりはどうだったかねと聞かれたので上記のことを述べたところ「おお!わたしもおろしポン酢とんかつを食べていたよ妹よ!」と言われて血のつながりを変なところで実感したりしました。あと姉は自分の夫のにおいがダメになる通称「ダンナづわり」にかかり、うう・・・きぼぢわるい・・・うう・・・となっているときにお義兄さんに「かわいそうに!」と抱き付かれてマジ死ぬかと思った。と言っておりました。そしてお義兄さんはそれをこの時知ったらしく「えっ・・・そうなの・・・!??」とショックを受けていました。つづく

何の区切りかよくわからないのですが、我が部署において社内引越しが決定しました。通達から引越し日まで2週間を切るという相変わらずのマイウェイスケジュールですが、とりあえずどの角度から見ても要塞化しているわたしの机をちまちま掃除していますなんかひきだしからふりかけ6つも出てきた。(のりたま)


詳細は諸般の事情のために伏せさせていただきますが、簡単に言うと厄介払い的なアレだったので、せめてなのか何なのか次のお部屋はなんと今の1,5倍。テンション上がった同僚さんと上司がソファー置きたいとかよくわからないこと言い出しましたが、結婚してこのかた常に夫にあわよくば整理と掃除を促されていた結果か、なんとわたしが止め役に回っていました。人間変わるものですね。しかしどうみてもソファーなど置いてしまったら周囲に本やら雑誌やら資料やら書類やらあれやこれやたまりにたまって見るも無残な有様(いろいろ無くなる)になることはもはや火を見るより明らか・・・くつろぎの空間などは片付け機能が備わっている人間のみに許されるものなのです。(全員機能不全)あと4年前にも一度引越ししたのですがその折には若かりし上司のパンゼロ写真(奇跡の角度でギリギリセーフ)など、社内コミュニケーションにとんでもない展開をもたらすあれこれが飛び出しましたが、多分あれもそのままどっかに突っ込んだから絶対出てくる。


あと全然関係ないのですが、昨今朝礼でフェイスでブックのお話が飛び出したり、社外からのプレゼン書類にフェイスがブックとの連携を・・・。などとわたしの周りが外堀が完全に埋められた落城寸前の大阪夏の陣になりつつあるのですが、同僚さんにも「わたしは法で強制されるその日まで絶対にしません!」と宣言し、怪訝な顔をされていますがあれってみんなそんなに友達いるとでも思ってんの・・・?!!!??あと昔の知り合いとあえてコミュニケーション取りたくない諸事情を抱えた人間の事もフォローしてくれんの・・・?!!??(うつろな目で)もし日記書いても誰一人いいね!ボタン押してくれなかった折の心の傷に関してはどうしてくれるの・・・!?!??(死んだ魚の目で)あとつまらない日記にも関わらず現実の人間関係を鑑みてここでひとついいね!ボタンを押したほうが良いか・・・という駆け引きなど始めてしまったが最後、わたしの楽しいインターネットライフが終焉を迎えてしまうので、強い心でもってこの先の自分を守りたい、そう思うのですおわり。

先日社内匿名アンケートの集計係に任命され(雑用)パソコンに入力していたのですが、支店工場合わせてもせいぜい40人足らずという環境の果てに、筆跡で記入者が特定できてしまう(もれなく全員)という事態に陥りました。しかも匿名という一応のバリアーのため、結構意見が過激ででして・・・みんなの黒い一面が相当こんにちわしてまして・・・。支店の皆さんもネットワークでくれたら良いのに見事にFAXを駆使してくれまして・・・。(全員特定)とりあえず心を殺しつつすみやかにデータ化して全員の個というものをなくしてみましたが、なにやらおおきなしこりといいますか、見てみぬ振りをしなくてはならない隅っこにある薄暗い何かといいますか、今日も元気に働いています。


さてわたしの1歳半になる超絶かわいい姪なのですが、いよいよもってかわいさに拍車がかかり、帰省などの折に子供番組を一緒に見ては一緒に歌い踊り全力でこっちを向いてもらおうと必死なのですが、完全にヒエラルキーとして

母(姉)>>>>>>>>>>>>父(兄)・祖母(母)>>祖父(父)・アンパンマン一家>コッシー(みいつけた!)(NHK子供番組)>>>>>(越えられない壁)>>>その他←ココ

ですので、例え少し視界に入ったとて上位ランカーの元へすぐに駆けていってしまうこの世の中・・・。貴女のもってるクレヨンおばちゃんがあげたやつやねんで・・・。あとやなせ先生は本当に子供の心をがっちりキャッチすぎてすごすぎる・・・。(ちなみに夫は抱っこしたところギャン泣きされてスーパーハートブレイク)(本気でショック受けてた)こうなったらアンパンマンの絵本全巻プレセント作戦(1万5千円)しかないのかしら・・・と金に物を言わせる展開(※喜ぶのは姉)も見えてきて姪・・・!本当におそろしい子・・・!!!(かわいい)

前回のお詫びとしまして「会社行くとおなかの調子悪いのよねー」見たいな事を書いておりましたが、原因はストレスとかそういう繊細なものではなく刺激物に弱いくせにとあるフライドチキン屋の限定ホットチリなんとかチキンを食べたところおなかをダダ壊ししていただけということをご報告いたします。すみませんでした。4日間下りっぱなしだった。すごかった。ちなみに体重はビタイチ減りませんでした・・・。

弊社がついに時代に乗って照明をLEDにすることになりました。すごいですねすごいですねよくそんなお金あったね!とみんなで言っていたら緊急時用の虎の子をはたいたそうです。マジでうち大丈夫なの・・・!!??


しかし零細企業の虎の子などたかがしれるにも程がありましたので、まず営業課の部屋を付け替え、様子を見て順次他の部屋も替えていくそうです。なんで遠回りするの。LEDに様子ってなんかあるの。あと一番お部屋の広い生産課はなにをどうしてもお金が足りないのであきらめ、廊下にいたっては電気を点けないことにより節電をするというよもやのゼロ作戦となりました。曲がり角すごい怖い。


そしてみんなあたらしもの好きなので、早速ついた営業課に見学に行ったのですが、なんか・・・すごく・・・青白いです・・・。みんな顔色悪いです・・・。というわけで営業事務のおねえさんにいかがですかと聞いたところ「これが一番書類仕事に向いている明かりらしいのだけど、なんだか青白いじゃない、全館これならいいけど他は違うから、部屋出たとき世界が黄色すぎてもう目が確実に悪くなると思う・・・」と蒼白(照明効果)の顔で言われました。再来週うちの部屋導入するのだけど大丈夫なのでしょうか。あえての様子見の効果は出るのでしょうか。あと営業のみなさんの目も気になるところですが、それ以上に社長が出先からわざわざ電話をかけてきてまでお小言を言われているわたしの進退もどうなるのでしょうか。最近、気のせいかもしれないけれど、なんか会社に、いる時、おなかの調子、ずっとわるいのよね・・・。

先日同僚さんがめでたく初海外デビューを出張で果たしました。決定した時から全力で嫌がり、ギリギリまでパスポートを取らないなど寸前まで回避(悪あがき)をもくろんでいましたが、成功することもなく半ば引きずられるようにアジアの某国へ旅立っていきました。(2泊3日)そんな前日には「実家にある恥かしい系統の手紙類は正月にお焚き上げしたからいいけれども、わたしにもし何かあれば何も見ず部屋ごとすべてを焼きつくしてください」と謎の願い事を託されました。しかしそれではわたしが犯罪者になってしまうしそれは困るしお片づけしてから出国してはいかがでしょうかというたところ、「とりあえず日本に未練を残していく」と片付けはナシの方向で旅立たれました。何事もなく帰ってきましたよかった。(おみやげにすさまじく変なデザインのメモ帳もらた)(たいへんうれしい)


あとふと昔の日記などを読み返してみると、入社当時は今よりずっと忙しい感じだったようで、日曜出勤などという今なら全力で回避する事態などをこなしていてわたし偉かったです。えらいえらーい。しかし今は休日出勤をあまりしないというより、とてもとても地味な工夫やら経験やらこまめにデータは保存する癖をつけるやら、少しずつの職場と仕事内容に即した立ち回りで昔よりはるかに多い仕事量を時間内でこなせるようになっていたのでありました。ほんと良くがんばったえらいえらーい。会社員として当たり前のことだとしてもえらいえらーい。もはや明らかに自分が原因でないことで叱られるばかりなので同僚さんとお互いをほめたたえまくりながらテンション上げて帰るという寂しい習慣ができてしまっていても(明日も会社に行く気を出すため)、ただでさえ薄給の給料がビタイチ上がらなくても、たとえ仕事内容が特殊すぎてこの職場以外ではまったく通用せず転職になにひとつつながらなくてもわたしたちがんばってる。がんばってる・・・!!!(こんにちは社会の歯車です)