お金が欲しいのです。ちゃんと労働もして、それと等価の賃金も頂いてはいるのですが明らかに今もその後も不安な額なのです。結婚するとなると特に(予定はありませんが)。


研究にはお金が付き物でして、大学とかがちゃんと援助をしてくれるような分野なら問題ないのですが、いかんせん個人プレーが多く、消耗品を使いまくる私のジャンルはそのほとんどが自己負担なのです。よって皆等しく貧乏でして、お金があればなーという妄想(とおやつ)でお腹を膨らましているのです。


お金があったらとりあえずカタログだけ見て満足させてる研究用品大人買いして、洋服と靴と鞄買って!えーとあとあと美容院いきたいなあ。スーパーで値段見ずに和牛とかうなぎとか買ってみたいなあ。それでも全然なら、もっとすごい大金持ちなら、他の研究者(?)の援助したいのです。


本当にお金さえあれば、もっと凄い結果出せるのに(そして人並みの生活を送れるのに)、そういう人が本当に私の周りには多く、そしてそういう人ほど人柄も研究結果も発表するものも素晴らしいのです。あーでもみんな結構プライド高いし、私からのお金なんて言ったら絶対に受け取らないだろうなあ。特にあのY先生(半年前に結婚。双方研究者のため見ていて可哀想な程の新婚生活展開中)とか。あ、そうだ!それっぽい財団作ってそこから出資、と言う形にすればバレないじゃない!父(現在無職)が作ったって事にしといて!でも財団ってどうやって作ったらいいのかしら。検索検索。


で、ヤフーで検索した所で我に返り、(仕事中)ちょっと興奮しすぎたので牛乳でも飲んで落ち着こうとマイスタンド:ダイバーダウン(アナスイの財布)の中身を見たら76円しか入っていませんでした。これが24才社会人の財布…。


その後ショックの余りちょっと発狂気味になり、持っていた大量の書類を廊下にブチまけたり観葉植物にコーヒーあげようとしたり、指導計画1週間ずらして教授に話したり、お皿を連続2枚叩き壊したところで心配した後輩がアイスを援助してくれました。私にはプライドなど微塵も無いのでそれはおいしく頂いたのです。