もういいかげんしつこいくらい引っ張っていますが、東京にいってきます。明日の早朝のバスに乗ります。今日は明日の用意でいっぱいいっぱいです。服何にしよう靴どうしよう!近所の駄菓子屋さんにおやつ買いに行かなくちゃ!(200円握り締めながら)あと何もって行こう!化粧品と!歯ブラシと!着替えと!そもそもかばんどうしよう!と普段遠出しない人がいざお出かけすると本当に大変ですね。もっと徹底的に遠くに行くとか、もう格好とかどうでもいいどこかだれもいないところなら(例:長野県山中)(バス停から山の中歩いて1時間半の小屋)(宮古島)(一軒家借りてひたすらのんびりする)(自炊)良かったのに。慣れてたのに。日本で一番人口密度の高い場所に行くなんてどうかしています友人に会うというためだけに行きます。頭の中はくるりの東京がエンドレスです。きみがいるかなーうまくはなせるーかなー(人見知り)


で、こないだは父親の江戸っ子ぶりをお話しましたが、東京にいくというこの一大イベントを母親に話しておいたところ、九州出身の母親も大学→OLの輝かしい青春時代を東京で過ごしたために、わたしの東京行きます宣言に大いに目を輝かせ、「え!あんたどこいくの?どのへんいくの?」と散々聞いてきて、ええと集合がここで、あとこのへんいくみたいです・・・と報告したところ、「あ、それなら東京駅からね、」と勝手にセルフ駅すぱあとが始まり、しかし母親の頭の中は30年ほど昔で止まっておりますので、なんか大江戸線に乗らなくちゃいけないみたいなんだけど・・・と、すこしでも最近の路線情報に突入すると「お母さんの時代にはそんなものなかったので無理です歩きなさい」と全くマイウェイなナビゲーションをされました。インターネットで確認しました。便利ですねインターネット。


ですが、いうても通りや地名がそう変わるわけではないので、この道がどうのこうの、あっちのあのとおりがどうのと、大変ふるい情報(30年前)ながら楽しく聞くことが出来ました。でもさっぱり東京はわけの分からないことばっかりです。ついでに母親の青春トークも始まりましたが、そのへんはテレビ見ながら生返事で聞いていたので正直覚えていません。


ですが母親の話す銀座や神田や築地、アメ横のこと、さらに父親の幼少期は完全にこち亀の世界なので、あの夫婦の東京談は昔の東京を歩いているようで大変おもしろいです。地理はさっぱりつかめませんが。(自転車で上野浅草を走り回ってたと聞かされても)(距離がつかめない)(北区西京区間とどっちが近いのかしら)そんな夫婦からどうしてここまでのアンチ関東というか関西からもう一歩も出たくないという娘が2人も生まれたのかはよく分かりませんが、とにかく楽しんでこようと思います。一人にされたら多分泣きます。富士山より東いくんやで!陰謀渦巻く闇の街やで!魔界都市やで!帝都物語やで!