今日のごはん:かすじる


本日、教務課やら図書館やらに行って、自分の机に戻ってきたところ、机の上というか半分パソコンのキーボードの上に、柿1個と栗ふたつかみくらいと、白ねぎが一本堂々と鎮座ましましておりまして、はて・・・。と首を傾げてみたところ、いつもおいしいわかめとかしょうがの砂糖漬けやら鯵のみりんぼしやら下さる別研究室の仲良し教授のおすそ分けでした。いつもありがとうございますありがとうございます。しかも先生がお持ちになっただけありまして、柿はぴかぴかで栗もつやつや大きく、ねぎはわたしの親指よりぜんぜん太くておいしそうです。なので冷凍庫にシャケがあったこともありますから、帰りにスーパーによって酒かす買ってきました。


で、ちゃんとした作り方は多分あると思うのですが、とにかく目分量とフィーリング料理しかしませんので、今回もたいへん適当に、大根とかにんじんとかこんにゃくといった定番食材を入れた後は、冷蔵庫にのこってる野菜(しめじとか小松菜とか)をとにかく切ってはぶっこんでいっておりますと、あっさり鍋許容量をオーバーしてコンロがブシューとかいうてましたから、急遽うちで一番大きな鍋に変えまして、するとかなり余裕がありましたから、さらに具材を放り込み(わかめとか)、最後にいただきましたぴかぴかの白ねぎをきりまして入れますと大鍋もほとんど八分目くらいになっておりまして、作りすぎ・・・?という言葉もちらと頭をかすめましたが、「まあいいか」という言葉をかぶせてなかったことにしました。そうしておだしにおしょうゆ少し、酒かすは鍋も大きいし、あまらしてもどうかと思いましたので買ってきた分全部投入、最後に少し味噌をとかして出来ました。たいへん目分量ながらとてもおいしく、部屋はいよいよ寒くなってきましたから、その中で息を吹きつつめがねを曇らせながら、酒かすのからんだ熱い大根やらシャケやらを食べますと、おいしさと一緒にそれまですっかり冷え切っていた身体がおなかの中からほかほかと温かくなってきて、こういうことをすると冬もいいものだなあ思います。(朝はいつも「冬が滅びたらええのに・・・!」と布団の中で呪います)ですが、入れている時から若干不穏な空気が流れてはいたのですが、明らかに、酒かすが多くてでして、わたしは汁を飲んでいるのか、溶けた酒かすを流し込んでいるのかどっち・・・!?という流動食にも似た食感になりました。やっぱり物事は程々が一番だなあて思います。