引越しがようやく済みました。あたらしいおうちにやってきました。夕方5時から7時のあいだに来ますというてた業者さんがあろうことか「すみません7時回ります」と言い出し、結局来たのは8時半、積み込み終わったのが9時過ぎ、全部終わったのが11時過ぎでした。あまりの遅くなった時間にもうその日は気力体力ともにくたくたで、かろうじてパソコンをつなぎ、インタネト環境を整え、まな板と包丁(宝物)をだしてその日は寝ました。しかもソケット部分が壊れていたために、部屋の照明がつかないというおまけまでありまして、夜中台所の電気のみで暮らしました。前の家(お風呂とトイレの電気がつかない)と言い、わたしはつくづく照明運がないなあと思います。


で、明けて翌日ですが、まず起きてダンボールの山にさっさと絶望し、ですがとりあえず出来るところから・・・とおもいながらのそのそ作業しておりますと、ガスの開栓、ソケットの交換(朝起きて速攻で苦情いうた)、エアコン取り付けなど、午前中は狭い部屋にいろんな人が出入りしまして、とてもではないですけど動けないのでダンボールの上に座ってぼんやり過ごし、済んだところで鏡台を設置して化粧品をつっこんだり、調味料やお鍋などをかたづけたり、お風呂セットを出したりしたついでにお風呂にはいったりしました。今度の部屋は給湯設備があるのでなんとシャワーがついており、しかもそこからお湯がでる画期的な部屋なので、銭湯以来ひさびさのシャワーを浴びました。わたしも偉くなったものです。


そうしてもそもそ作業したり飽きたり呆然としたりマンガ読んだりしたところで、ちょっと近所のこと知っておいたほうがいいんじゃないかしら・・・、と思ったので、探検がてら買い物に行ったところ、何もないと思っていた近所には本屋さんやら食べ物お酒まで置いてある100均があり、さらにちょっと自転車で行ったところ(10分)にはホームセンターと業務スーパー、ドラッグストアまであったので一安心しました。しかもスーパーは妙に生鮮食品に力を入れているらしく、魚がなつかしのトロ箱にどーんとはいって売っており、それだけで心はときめき、いろいろ(牛乳など)わさりと買って帰りました。あとファミレスなどもそこいらにあって、今まで京都の隅っこ田舎に住んでいたので、近所に・・・ファミレス・・・!牛丼屋・・・!とあってもあまり行かないくせにすごいうきうきしました。わたしもつくづく偉くなったものです。駅も今までは自転車で10分強あったのに(しかも上り坂)今度は自転車で5分です(平地)



それで家に帰ってきたら、もう日が暮れかけているというのにまだまだ電気いらずの明るさで(日当たりが良い)(前の家はひどい時は3時過ぎくらいから電気つけてた)つくづく感動しまして、台所が妙に狭くて食器棚どこおこうかいまだに決まらないこととか、クローゼットが微妙に狭くて持ってきた衣装ケースがはみ出す(とびら閉まらない)ので考えなくちゃいけないこととかがすべてどうでも良くなりました。ちなみに片付けは長期戦を覚悟しており、とりあえず友達が来ると宣言しているゴールデンウィークまではのんびりしよう・・・とダンボールの山を背に思いました。ここをごらんの皆様なら言わずもがなでしょうが、わたしは切羽詰らないとなにもしないタイプです。(痛い目にいつもあいます)