■

うちの会社はなかなかに小さいので、持ち回りで朝礼の順番がまわってきます。それで新人のわたしはずいぶんと順番を免除してもらっていたのですがついに、今日、順番が回ってきたので朝礼をしてきました。こういう日に限って会長社長営業のみなさんまでもいるという事態にアワ吹きそうでしたが吹いたところでまた順番はゆくゆく回ってきますからあきらめました。

そうして朝礼の折には、ちょっとした話をしなくてはいけないのですが、これがなかなかめんどくさく、たとえばベテランさんなどは回数もこなれておりますから「私事ですが・・・」と日常を話してもぜんぜんいいのですが、若い人間がやると何故か会長あたりに「もうちょっと仕事にからんだ話をしなさい」とダメだしされるのでああもうーーー何をーー話そうーーー！！と昨日の帰りからうんざりしまして朝の電車の中で半分寝つつ言うこと考えですがオチがどうしてもつかなくて結局朝礼３０秒前にまとまった話を上ずった声で一ヶ所かみながら（きょ、きょとき！いうた）（京都駅ていいたかった）それでもなんとか話したところ同僚さんから「いやいい話だったよ！！」と思った以上にほめられたので実にうれしかったです。そしてそれが終わったと思いきや今度は社内報の原稿順番が回ってきたのでそれもかかなくてはならず、しかも何故かわたしのみ他の皆さんの倍以上かかなくてはいけなくてまたアワ吹きそうになりました。

で、会社のみなさんがここを知っているはずなど全く、微塵も、ありえませんから、ぶ、文章ですかー・・・！苦手にも程があるんですけど・・・！！！と引きつった笑顔を浮かべていたら同僚さんに「おもしろおかしくかつ引き込まれるような文章期待してる！」と魂飛び出そうなハードルの上げ方をされました。あの、句読点が異様に少なくて改行もあまりなくて括弧づかいの多い恐ろしいほどくだらない文章ならとっとと書けるんですけどねうふふーとうすぼんやり思いましたが心の中にとどめておきました。締め切りは２１日という誕生日前日ですので、わたしがにこやか心穏やかに誕生日を迎えられるためにも早いとこ書いておこう！と決意したのですが、話を頂いてから３日たった今、書いてあるのはタイトルだけです。夏休みの宿題は２９，３０，３１の三日間勝負の子供でした。