今日の日曜日、あまりのあまりな会社に着ていくための洋服の数と種類に絶望したために(なぜなら大学時代の夏はテシャツとジーパン以外きたことが無かったため)(それ以外の服を着るという選択肢すらなかったため)なけなしの貯金を切り崩して予算を立て、兵庫県から姉を召還して京都のバーゲンにいってきました。バーゲン、この言葉だけでおなかいっぱいになれるくらいすてきな言葉ですね。むしろこの言葉が無ければ洋服など買えません。


そうしてどうせ午後からは半端無く混みあうだろうから、ちょっと早い目に、開店直後にいこうかー、と予定をたてて藤井大丸というちょっときれいなかんじのお洋服のそろうビルにいってきました。外見と中身があまりにもアレなのでせめて身にまとうものくらいは清純派でいきたいのですたとえ焼け石に、みたいな言葉しかでてこなくてもあがいてみたいお年頃なのです。


そうして朝の藤井大丸は思った以上の空きぶりで、お店のお姉さんもひまで体力もあるためかわたしたちのお相手をずいぶんとしてくださり、わたしの財布の紐はおそろしいまでにゆるんで姉は人のお金だというのをいいことに「高いものはずっと着るから奮発しろ!金をだせ!飛び降りろ!」とさくさくすすめてわたしはいいなりに購入しておりました。普段なら絶対にながめてはいいなあいいなあほっしいなあ!!と溜息大爆発のお店のスカートも安くは決してありませんが、手の届くお値段で購入できたのでたいへん良いお買い物が出来たと思いますちなみにもう今年の夏はユニクロ以外で服を購入することは無いと思います。ええ、正直やりすぎた。


しかしながらやっぱりお洋服を買う時は姉を連れて行ったほうがいいなあ、と思うことに、姉妹間というのはほんとに遠慮の無い意見のみしか出てこないので、ちょっとでも似合わないとか似たようなものを購入しようとしたときには、愛情ってなにかしらというレベルでけなしとめてくれるので、無茶なものやアグレッシブな冒険に手を染めずにすむということがあります。ちなみに今回の姉の発言としましては、「単品だけを見て買うなおまえの数少ない服を生かす方向のみを考えろバカ」「え、なに考えてるの」「見てるだけで運気下がりそう」「謎の宇宙人みたいやで」などがございまして、若干途中で魂も飛びかけましたが、なんとか無事に帰還することが出来ましたよかった。



それにしても結局朝から行きまして、お昼を食べて、夕方前にもいっかい藤井大丸にもどったのですが、お昼過ぎの込み具合といったら半端ではなく(梅田レベル)やっぱり朝から行って良かったねーよかったよかったとおうちかえりました。ですが帰ってきた今、そういやわたし出張用のパンプスも買わなくちゃいけなかったんだったもうお金本気で無いということに気付いたのですがもういいやとりあえず一足あるし(それしかない)あのごんぶとヒールが折れたら考えよう・・・と得意技先送りを発動させてなかったことにしました。買い物とはそういうものです。そういうものなのです。