昨日研究室のお仕事中にわたしの携帯電話がなりまして、「んもー誰よ仕事中って分かっているでしょうに!もしかしたら教授かな学生かな」と思いつつ取り出したところ着信名はわたしの福岡在住の姉でした。ここを前から読んでくださっている貴重な方なら知っていると思いますが、わたしの姉という人は1年8ヶ月前に嫁に行くまで我が一家(4人)の頂点に君臨し続けた女王でありまして。3年半前にわたしは家を出て行ってその上下関係には終止符が打たれたと思ったのですが、それまでの22年間が骨の髄まで染み付いていて、わたしはいまだにあの方に逆らう気とかなう気がいたしません。6歳のときキックで5メートル以上飛ばされた記憶は未だ消えません・・・・!


というわけで震える手つきで通話ボタンを押し、姉との会話が始まったのです。


「あ、お姉ちゃんやで今大丈夫?」

「ええと、仕事中です」

「そうなの。ところでこないだおねえちゃんな、(聞いてない・・・?)」


とまあ切るに切れない姉との会話がスタート、教授が会議、特に急ぎの仕事も無いという仕事の穴の最中で良かったです。いつの間にか姉はだんなさんとモルジブに行き、台湾に行きしていたそうです。お土産は無いそうです。


「(会話スタートからから10分経過)ところで本題にはいるけどな、お姉ちゃん明後日そっちにもどるんやんか、」

「はい」

「土曜日のお昼あたり暇やから梅田行こう」

「え、あの、」

「でもおねえちゃん夕方から用事あるから4時までな」

「え」

「そんじゃあ土曜日にまた電話するし時間とかはそんときな」

「はあ」

「そろそろあんた仕事しなさい」

「うん・・・」

「真面目に働かなあかんよ。あんたぼんやりしてるんやから」

「はい・・・」

「ほなまたねー!」ブツ、 ツーツーツー




土曜日梅田行ってきます。