最近だれかれかまわず寂しい寂しい言っていたら(迷惑)かわいそうになったのかどうなのか友人お二人が「シチュー作りすぎたしおすそわけ」とやってきてくれました。素敵なことですが、ただひとつ気になるのがわざわざおすそ分けをしに大阪から山を越えて京都まで車でやってきたというところです。本当に用事はシチューのみでした。


あんまりなそのフットワークの軽さに呆然としつつも、とってもおいしそうなシチューをいただき、お返しに友人大好物の鯖の塩麹漬け(冷凍)を渡しました。


「これ自分好きやったしもって帰り」
「えー、いいのん、悪いわあ」
「何ゆうてんのん、そっちこそこんないいシチュー持ってきてくれて!」
「そんなん作りすぎただけやないの、」


とまあそんな近所のおばさま会話を楽しみましたが、重ね重ね言いますが、友人の家は大阪。ここは、京都。わたしたちは、まだ、20代です。


あとやってきた友人たちは初めての訪問にもかかわらず、ビックリするほどのくつろぎぶり。おのおのゲームやったり落書きしたりそれはまさに親戚が遊びにきたようでした。わたしも途中からすべてがどうでも良くなってパソコンとかしていました。そうして深夜のお時間に帰っていきました。それは、すごく、すごく、うれしかったのですよ。