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友人と夕方から街中でごはんを食べてきました。目的はただ会って近況報告、だけでしたので晩ご飯食べてお茶でものんででよかったのですが、待ち合わせの時間が中途半端なことこの上なかったので友人のお買い物につきあってきました。
で、なにがほしいのかと聞くと、ボディーソープとシャンプーといいます。ふうん、じゃあそのへんのドラッグストアで・・・というわたしを尻目に友人はまず一番近かったドラッグストアをスルー、わざわざ何件も通り越してとあるドラッグストアに行きました。なんかここが一番種類豊富なんですって。あんまりかわんないんじゃないかなあと思いつつわたしがラックスとかパンテーンとかのシャンプー有名どころコーナーを見ていると友人がいません。あれ。探すとなんか別のフロアの輸入ものとかなんか美容院でしか売ってなさそうな明らかに値段の割り引かれない商品の並んだコーナーで真剣な目で選んでおりました。え!な、なにしてんの!!
「え、なにってシャンプー・・・」
いやいやあっちのほう(価格競争地帯)のじゃないの?
「だって髪によくていいにおいの使いたいじゃない!」
へ、へい・・・
と量と値段が明らかにつりあわないシャンプーとかボディーソープをわたしも一緒にふたを開けてかたっぱしからかいでいきました。ねえねえこれとかいいにおいだよ。どう?
「それだめ。いつまでもぬるぬるがおちないの」
へ、へえー・・・!
いろいろ見ましたが、商品の7割はすでに試していました。もうそこまでしているんだったら悩まなくてもいいじゃないのかなあ・・・。
「だめ!いいのないわ」
ないんだ。
「ちょっと百貨店いく」
えー!シャンプーに百貨店て!
とマダムだらけの百貨店の上の階に自然派化粧品とか輸入物のシャンプーが置いてあるところがありまして、そこまで行きまたかたっぱしからにおいをかいでいきました。もうなにがなんだかよくわからなかったです。
そうしてようやく納得の一品が買えたらしく、友人は大喜びでした。300ミリリットルで2000円とかいう恐ろしい価格もちらりと視界をかすめましたが見なかったことにしました。ちなみにわたしが使ってるのはCMで外国人のかたがオーイエスイエスいうてるやつです。500ミリリットル700円くらいだったと思います。もちろん本日の特価品でした。
それにしてもなんでそこまでするの。お金ないのに、と聞くと「他の人とにおいがかぶったらいやだから」といわれました。香水とかも厳選しまくった6種類くらいを混ぜたりなんかしたりしてつけているそうです。へー!ほー!感心しまくっていたらわたしがあんまりにもその辺にたいして無頓着すぎる!と逆に怒られました。たしかに香水もひとつだけをずーっと使い続けてるけど・・・。
「においってだいじなんだよー!もう!」
とさらに怒られ、晩ご飯はそんなにおいの大切さにちなんで焼肉食べました。おいしかった。