わたしの数少ないほめられ言葉に「おいしそうに物を食べるねー!」という明らかに食いしん坊万歳なものがあります。親にも「あんたのいいところはおいしそうに食べることくらいかな」と言われ、え、ほかは・・・?とちょっといろいろ考えたこともありました思春期時代。まあ、実際、おいしいものですしね。おいしいものはおいしく頂くのがご飯を食べる人の義務だと思うのです。思いませんか。そんなおいしくなさそうにご飯もぞもぞ食べるなんてご飯に失礼だと思うのですそれがおいしいものなら特に!ええとそんなわたしのどうでもいい主張は置いておくとしまして、おいしそうに食べることと、きれいに食べることは別なんだな・・・!と最近思いました。

いやね、薄々気付いてはいたのです。おはしの持ち方もおかしいですし。(最低なことに架け箸なのですみっともない!)結構ぼろぼろとものをこぼしますし。気をつけてはいるのです。いるんですけど!口の端からご飯はこぼれますし、お箸からおかずはまけ出て行きます。書くごとに自分の汚さにうんざりしてくるのですが、どうも一口にいれるものの量が多いみたいです。だ、だってさ・・・!口の中に!おいしいものが!つまってるって!しあわせじゃないですか!ほらこのれんこんとか!もぐもぐギャー熱いー!口の中めいっぱいどこもかしこも熱いー!(やけどしました)


なんか一緒の友人達はいつもそんなわたしをなまあたたかい目でみつめてくれているのですが、やっぱりそろそろ25歳も半ばをすぎましていよいよ26歳も近いです。サラダを食べたら何故か反対側の手にまでついていたとか、心の中でもんすごい気をつけて、でも表面上はすました顔でお漬物をたべていたらがっつりこぼしていたとか、もう、ね、やっぱりありえませんやん。たとえ学生さんに「25歳という年齢の常識が覆されました!希望が見えます!」とか言われたとしましても(ねえそれどういう意味!)大人の女をそろそろ考えなくてはいけませんやん。やっぱりそれにはきれいなお食事ですやん。ね。よし!美しく食べる!もうこぼしたりなんかしないよー!「さっきから前髪になんかついてるよ」え!ごみかな!どこ?どこ?「とったげるから」「・・・・・」な、何!それなんだったの!?「てんぷらの衣・・・」


なにかと今年もがんばります。