BBHRもいいいいよいよなのですが(お待ちしております)、同時に大学も夏休みにもうすぐ入りますので仕事もやることも格段に増えてきました。気付かなければ後期たいへんなことになってた・・・!という危機すれすれむしろかすり気味くらいのところで仕事をこなしていました。一応もれていないとは思うのですけど、まあもれているならもれているでいいやて思いました。重要な部分はとっとと終わらせていますし締め切り迫ってるのもいっこしかないですし、教授は会議を忘れてましたし(こんなの反則だよねえめんどくさいなあといいながら会議行っていました)(反則?)


まあ仕事は忙しいといえども、研究室はなにも変わりませんで、本日はちょっと優雅に!ティータイムでも!してみる!?て学生さんが言い出しましたので、以前となりの教授が以前中国のお土産で下さった花茶5種セットをみんなで飲んでみることにしました。花茶といえどもその姿かたちはさまざまでして、おおこれは明らかに花だー、て物から、ねえ、これ、何・・・?て物までありました。そして容器の後ろに説明がはってあるのですが見事までの中国語でしたので、半分以上フィーリングの世界、「ええと・・・沸・・・てかいてあるから、熱湯?お湯?」「1〜3・・・の・・・えーと、1個から3個くらいいれろってこと?このあと人生初見の漢字オンパレードなんだけど・・・」


で、結局頭あまりよろしくないわたし達ですから、淹れてみたらどうにかなるだろー!てそれぞれのお湯のみに、くじ引きで決めた花茶を入れ、お湯を注いで見ました。あ、ブレンドとかこじゃれた知識は全くありませんでしたので、決まった花茶のみ。その上茶漉し等も用意せず「よけてのんだらええやん」というたいへんたくましい飲み方にしました。優雅は瞬く間に遠のいていきますが今に始まったことではないのでだれも何も言いませんでした。


それでお湯を注いで3分くらいわくわくしながら待って、それぞれのお茶を見てみたところ、「わあー!!きれーい!!」ていうのから「あんまり・・・変化ないかな、まあ、こんなもんだよねー」てものも、「なにこれ」というものまでさまざまでした。一応みんなでまわしのみもしましたので今回は感想も書いておきます。



わたし:金蓮花
花茶の中では有名らしいです。一番見た目がかわいくて「すごーい!いいなあ!!」「かわいーいー!バイト先の喫茶店に置こうかなあ」とかたいへん好評でした。薄黄色のお茶の中、山吹にも似た黄色い鮮やかな花がお湯飲みの中でふわーんて広がります。匂いは特に・・・別に・・・。味は、ああ、素朴な、味ですね。草むらの中突っ切った時こういうにおいするよねーという結論に落ち着きました。でもまた飲んでもいいなあて思ったりもしましたとにかく見た目の美しさはすごいので、贈答用にぴったりやなあて思いました。


Sさん:千日紅花
どう見ても河原とかで見かけるアカツメクサにしか見えなかったのですが、お湯を入れても色が鮮やかになっただけでとくに変わりはありませんでした。でも濃ゆいピンクはたいへんお嬢さんらしくてかわいかったです。お茶もうすいピンク色でした。匂いは、ありませんでした!味も、淹れ方が悪かったのかそもそも花のせいなのか、ほとんどありませんでした!よく言えば癖がない感じです。にしても細かい花びらがお湯にただよって見た目はいいのですが、「花びらがもれなく口に入ってきます!飲みにくさ最高です!!」言われました確かにもれなく口に入ってきました。


Mさん:百合花茶
白い百合ではなくて、オレンジ色の百合のお茶でした。きれいに開くかなー!百合だもん!ね!ていうてましたがなんかどんよりとしか開かずに、ああ、確かに一応百合だよね・・・て姿でした。ですがオレンジ色はきれいに出ていたのでおあいこ!ドローで!てなりました。味はウーロン茶をすんごい薄めたような味の向こう側5メートル先くらいからほんの少し百合の匂いがちらりとのぞいてる?あれ、あの物陰からちょっとみえてんのて百合の匂い・・・だよね?くらいの感じでした。わりと飲みやすいのですが、このオレンジの百合て大学近くの草むらによく生えてるよね。むしろ今咲いてるよね。これ作れるんと違うのん。むしろつくろうやーていつの間にか作成方向に心が動いていました。


Iさん:薔薇茶
これはその辺でも良く見かける、野ばらの花茶でした。もうこれに関してはみんな見てすぐわかったので「これぜったいおいしいやんな」「当たりにも程があるわ」と全員狙っていたのですが、結局引き当てたのは一番おとなしくてかわいらしいIさんでした。え・・・何この明らかに日ごろの行い云々の結果・・・てあまりにもベタな展開になりましたが、それはまあいいとしまして、甘い薔薇の匂いにしろいカップの中からのぞくきれいなあかむらさき色、味も悪くない、とさすがヒット商品なだけあるなあー!てみんなでうんうんほわーてなりました。またそれを「おいしいねーこれー」ていいながら飲んでいるIさんがかわいくて、みんなで「やっぱり飲むべきところに行くんだねー・・・」てほわーてなりました。ええもんみせてもろた。


Yさん:玉胡蝶
一番見た目がけったいなお茶でして、しろい直径3センチくらいの向こうが少し透けるくらいのうすい花びらのようななんか違うような、つうかこれ何?という外見に一瞬でジョーカー扱いになりました。それでお湯を注いだところ、なんか、ほら、ウーロン茶とかついうっかり3週間くらいほったらかしにしたらいつの間にか発生して浮いてるあのふわふわした白いやつに、にてるよ、ね・・・。ていよいよYさんの顔がげんなりしていましたが、飲んでみると味が、あれ、なんか、白湯?おかゆのうわずみ?お米の、味がする・・・てとても面白かったです。



そうしてみんなでわーわー言いながらお茶飲んで、ついでに調べてみたところ、どれも有名できっちりとした良いお茶だったみたいです。あとやっぱり何かと混ぜて(ジャスミンとか)飲むみたいでして、ああ、そうだよねえ、うふふーダイナミックすぎたわあーてなりました。やっぱり事前準備は大事です。大事なんですよ!


あと飲んでいる最中仕事がわーってやってきたので、あわてて残りのんで仕事に戻ろうとしたら見事に舌をやけどしました。お茶の時間はやっぱりゆっくりとることこそ大事なんだなあてそのあと口に何か入れるたびに文字通り痛感する羽目になりました(うまいこというた)