昨日から家庭の事情に実家に戻り、本日は家族全員で外出しまして、その帰りついでに実家に帰る両親と別れてお義兄さんの車(何やら大きい)(ホイールとマフラーをすごそうなものに変えてある)(ハイオク)に乗せてもらい、姉のおうちに行ってきました。いや、あんた家に一度来なさいよーうんそのうちねーという会話のやり取りをすること2年と半年、(めんどくさいので)のらりくらりと逃れていたのですがいい加減姉の表情と声色が結構な具合になってまいりまして、そして車に乗ってしまえばそのまま連れて行ってくれるという大変便利な状況になりましたので渡りに舟とええ。


それで今の家に住み始めて4ヶ月(転勤で戻ってきたので)(それまでは九州にすんでました)、狭いしあんまりきれいじゃないし、前の家のほうがよかったからあんまり期待しないでねー。と行きの車内で姉から散々言われつつ行きましたところ、集合玄関、オートロックの広いお部屋が目の前にありました。しかも3階(我が家は1階)(防犯て何)(新聞の勧誘がよく来ます)。お姉ちゃん・・・ここ・・・どこ?「あんまりいいお家じゃないやろー」え・・・リビングお広いですね・・・ソファーとか・・・あるんだー・・・(うちは座布団)「こっちが和室でな」ほほう、和室・・・!(うちだってカーペットはがしたら畳やねんで!)「ここベランダ」ベランダですか!(なにそれ)「そんでここが寝室」ほうベッド・・・!(絶賛お布団です)ねえこの扉なあに?「あ、そこ物置」物置・・・!!!(我が家は部屋の一部が必然的に物置状態になっております)(ものが多すぎて・・・)「キッチン」ひろーい!!コンロ!立派!!!ところでお姉さんこちらなんですか「マガジンラック」!!!なにそのハイソサエティーなアイテム!ていうか姉さん実家いたとき雑誌ダンボールに突っ込んでたやんうち覚えてるで!!!いやなんでもないです。これは?「これなあポット型の浄水器なん」なにそれ「こうやって水ここにいれるやろ」ほう「そしたら中の容器から外の容器に水染み出てきてるやん」はい「これもう浄水できてんねん飲めるで」わあーすごーいーねーえいいなあこれ欲しいなあ買おうかしら高い?これ高い?「ていうかあんた今みずどうしてんの」煮沸ですたまに忘れてつい生「ちょっとあんた」説教がスタートしました。(しまった)



姉の家はたいへん日当たりがよくてどの部屋もさんさんと明るくて、小物類がいちいちかわいらしくてすてきな若夫婦のおうちという感じがしました。うらやましいというより、ああ楽しそうで幸せそうで良かったなあて思いました。あと姉妹間の貧富の高低差という現実を目の当たりにして目の前が若干薄暗くなったりもしましたまあそれはいいです。それでカルピスをもらって、わたしはハチクロの新刊やらなんやらマンガを読ませてもらい、姉はわたしが貸したマンガを楽しく読んで、お義兄さんはDVDを借りに行ってぼんやりぼーとして、姉妹2人きりはずいぶんと久しぶりで会話も取り立ててないけど、何もないけど、なぜか退屈はしないというとても懐かしい感覚がしました。そういえばこうだったなあ。そうしてあっという間に夕方になったのでいやお邪魔しました楽しかったです帰ります。いうてついでにお米買いに行くからいうて姉夫婦が駅まで送ってくれてそうして帰りました。数年前まで22年くらい一緒にずーっと暮らしていたのに、その後も実家に帰れば隣は姉の部屋でいつもいたのに、すっかり姉の家はここになってしまっていて、ですがそんな悲しさとか違和感は姉の結婚式のときに全部置いてきたのでただ不思議な感じだけありました。楽しかった。


ですが姉もわたしの家を心配しつつ面白がっており、「あんたがいつ引っ越すか良くわからんけどあの家はアジトのようで大変面白い。いつか夫婦で行こうと思ってるからていうかこの子の家ほんまに面白いんやで」いや、何もないんですが「何か穴倉生活みたいなん」いやだから「拾ってきたトランクとか裁縫箱とかやたらでかくて古いちゃぶ台とかおいてるのに、コンポとパソコン周りだけ妙にハイテクやの」だって「本も異様に多いし」まあそれは・・・「ドアにぜんぜん違う人の名前貼ってあるし」だって取れないんだもの(前の住人が貼った)とまあ1度しかきたことないのによく覚えてるなーて若干関心さえしていたのですが、お義兄さんがちょう興味しんしんで「それはぜひ一度いかないとねえ」とか言い出したので大変恐ろしく思っております(部屋片付けんのめんどくさい)。そもそもこんな良い家住んでる人にあの家はちょっと・・・「ええやんテーマパーク感覚やし」ちょっと、お姉ちゃん・・・・・(いつくるつもりなのかしら・・・)