とんでもない恥ずかしがりのわたくしですが(その上赤面症)(はずかしすぎて我を忘れたりする)(理屈ではないのです)(ほんとどうにかならないのか)(病院?)実家の猫や幼なじみ、あんまりにも親しすぎる友人や学生さんたちには海外ドラマにでてくる外国の父親並みにくどくてこっぱずかしいせりふを連発します。言われるのは苦手なのに。


特に2年位前学生さんたちと雑誌を読んでいて「女の子はほめて伸びる!」「ほめられてきれいになる!」という記事を読んでおりましてそうかそうだよね!外国人のインタビューとか見てても奥さんほめるの当たり前、くどいせりふも当たり前むしろ日本人なんで言わないんだろうHAHAHAて言うてるよね!と納得した結果、おそとで言われない(そもそもおそとにいかない)(その上いわれる外見をしていない)(致命的)のならせめてここで実践していくかーてことで、大学においてこつこつと一日一回、みんなで挨拶とともにほめ言葉(若干しらじらしい)や少女マンガ並みのくさいせりふを混ぜこんでいきまして、しばらくたっても別にそのことによる画期的な効果は何一つ現れませんでしたが、けれども止め時を見失いそのまま普通に続けてしまった結果、何のためらいも恥じらいもなくそういうことを言いあうという意味不明な習慣だけ残りました。しかもそういうこと言うのも言われるのも大学内(むしろうちの研究室界隈)のみでしか平気ではない(よそで言われると死にそうになる)(恥ずかしい)ので性格矯正にもなりませんでしたむなしい・・・。


ですがおかげで研究室付近はくどいせりふも顔色ひとつ変えず言うことができまして、(学生さんなら男女問わず)例にとりますとおはよう今日もかわいいねえ、とか、探してたのすごい会いたかった会えて嬉しいわ(この後レポートはよ出せと続きます)とか、ええーもう帰るのうちをひとりにせんといてえやとか、好き好きちょう好き大好き(棒読み)とか、学生さん以外には前後不覚になるまで酒を飲まなくてはいえない(むしろそうなってもいえなさそう)せりふを普通の音量とテンションで毎日言うています。2年も経つとさすがに学生さんたちももう慣れたものでして「ありがとううめちゃんもかわいいよ」とあっさり返してくれます。(「でもその頭はないわまた髪の毛あらったまんまできたやろ」と説教が始まることもあります)なんで環境人物変わったらビタイチいえない言う気になれないそんなこと言われたらはずかしさのあまり手が出る(タチ悪い)はずか死にしそうになる(見苦しい)ようになってしまうのか、我がことながらたいへん疑問に思っております。(極端すぎるということはわかっております)対処法療法ご存知の方がおりましたらご一報をええ、待ってます。(当方わりと切実です)