昨日は卒業式でしたので、わたしも出かける2時間前に起きて準備をしていました2時間前、すごいですね。今ですら30分前起床、大学出勤時代は10分前起床だったのですが、最後の最後、祝福もお別れもしなくてはいけません。姉からたかかったワンピースも譲り受けましたし、前日1時間かけてネイルもしました起きたら布団に押しつぶされて網目模様がぎっしりついていたので朝速攻まあええわ素の爪も清潔感あってええやろとぶつぶつつぶやきながらうつろな目で落とす羽目になりました。


で、こてこてと顔をぬりたくり、髪の毛にアホほどスプレーをかけ、普段もごもごするからいやというアクセサリーもあれこれとつけてヒールの靴まで出し、行ってきました行って早々やることが机の大移動でしたがまあいいですここはそういう職場です。


それで式のほとんど、うちの学生さんにかかわりのない部分は大いに寝かせていただき、別室に行って証書の授与やらあれこれやって、ホテル行ってレセプションでて帰ってきました。


うちの学生さんは式は着物かはかま、ホテルでは着替えてワンピースかドレス、というパターンがほとんどでして、しかもみんな自分に似合う薄ピンクとかチェックとか花柄とか選んでいて、遠くでみんなをながめながら教授と「うちの子たちが一番かわいいですねやっぱり」とアホ発言も炸裂させたりしてきましたし、帰りは「近くまで送っていってあげる」という教授の車に乗せていただき、長年乗せていただいたこの車ともおわかれだなあとしみじみ感慨にふけりつつ「これもうサイドブレーキこわれちゃってねえ」という発言にいますぐ下ろしてくださいといいそうになりました。12年越しの車ですもの。あと最後の最後にわたしの助手採用理由を教えてもらいましたへえー・・・そこが決めてですか・・・、としみじみ思いましたが、まあこれはわたしと先生の秘密にしておきます。秘密は人を成長させるのです。


そうして卒業式といえば大泣きすることが恒例行事になりつつありますが、今回は何度かほんとにもうあかんという場面を気合だけで乗り切り、無事涙なくお別れを済ませてきたことを報告しておきます。というか泣いたらそのままぶっ倒れそうだったので泣くわけにはいかなかったことと、ショックが大きすぎて後半は涙どころではなかった。正直レセプションの時は立ってご飯食べてみんなと話すことが精一杯で、よく覚えていないのですが、みんなにきちんとお別れとお祝いだけは言うことが出来たので良かったと思います。


で、体力気力の限界をさっさと迎えたので、夜前には家にたどり着いたのですが、帰り道になにかが切れたらしく、よそいきワンピースで自転車こぎながら号泣する羽目になりましてそのままお風呂に入ってさっさと9時前には寝ました。起きたら9時半でした。顔はたいへん愉快なことになっていますし、これからお昼過ぎ集合で新しい職場の人と飲み会をするのですが(昼から夜まで飲む)(翌日全員仕事)まあいいです人生1度きりのことですもの。わたしの顔が面白いのは今に始まったことではないですもの。