おとといの日曜日、休日出勤いい具合に頑張っていたのですが、そのじつその日はもと学生さんが教授の家で飲み会をしますきてねーという一日で気が気ではなく、限界まで手を早めて動かしたのですが結局終わったのは8時前で、飲み会の終了予定時刻は10時過ぎ、会社は京都市外、せんせいのおうちは完全反対方向の市内のはずれという完全にもうあきらめなさい・・・!としか思えない状況で、わたしも年齢もいいとこですからつかれてしまってもういいや、お断りの電話をしよう・・・とかなしく携帯電話をとりだし学生さんに電話したところ出たのは教授でした変な声でた。「もしもしうめちゃんいまどこなの」あ、ようやく自宅近くの駅でしてこのまま向かうと9時半すぎそうでしてええとちょっと明日も早いですし「まってるから来たらいいじゃない」あ、はい!今から向かいます!!と速攻で数ある教授の家方面に向かう交通ルートを引っ張り出し、あらゆるパターンをすごい勢いで組み立てて電車を乗り換え京都のはずれに向かいました。せんせいからのお誘いを断る選択肢があるはずもありません。そうして普段のわたしではまったく考えもしない行動力と判断力を発揮して実に数ヶ月ぶりに大学のそば、先生の所にお邪魔してきました。


ついた頃には宴も終了直前で、洗い物なんぞをみんなしていたのですが、わーわーみんなひさしぶり!と顔を出した瞬間「あ!待ってたんですよほら!うめちゃん!これたべてー!!」とあきらかにこれひとり分ちがいますやろ、という残り物がわっさーと盛られ、あきらかにこの太巻きとかあの、これ2本分は確実に「うめちゃんのためにとっておいたんだよほらたべなさい」ありがとうございますお気遣いいただきましていただきまーす!とみんなやせんせいと話しながらもしゃもしゃ食べていたらなくなっていました不思議!


そしてたいへんお変わりの無い教授や学生さんとちょこっと話をしていたらやっぱりすぐ帰る時間になりまして、ええー名残惜しいなあ!というわたしのかばんには「ほらうめちゃんあげるから持って帰りなさい」と相変わらずの言葉とともに飲みかけの日本酒、缶チューハイ、えびせん、もみじまんじゅう、栗、肉団子タッパー詰め、食器、などがわっさわっさと入ってきて確実にわたしこれおいはぎですよねという様相を呈していましたが、「うめちゃんは相変わらずでよかったよかった」という言葉もありましたのでまあいいかと思いました。ちなみに教授からは「ちょっと痩せたねえ、すっきりしたよ」という感動ものの言葉もあわせていただきましたそれにしてもせんせいこそ全然お変わりなく、たぶんこの先もあまりかわらないのだろうなと思いまして、にこにこと「仕事が楽しそうでほんとによかった、また落ち着いたらいらっしゃい」というてくれましてほんの少しの時間でしたが行ってよかった、お会いできてよかったと思いました。ちなみに教わりだしてからもうすぐ10年になりますけれどまだまだ教えてもらいたいことがたくさんあってそういう人がいるのはつくづく幸せなのだなあと重い荷物かかえて帰りました次会えるのはいつでしょうね。