昨日わたし室長同僚さんのいつもの3人で電車に乗り彦根城に行ってまいりました。かねてより行こう行こうという話にはなっていたのですが、いかんせん計画をたててどこかに行くという能力(と片付け能力)が崩壊しきっている3人なので今回も行くいうても結局行かないだろー・・・というわたしと同僚さんの予測を大いに裏切り、金曜日の夜(仕事終わった後)にいきなりメールで待ち合わせ場所を指定という室長の大技により行くことになりました。


そうして土曜日はあしためんどくs・・・という言葉をのみこみ(たまに発し)ごろごろ転がりながらやりすぎてコントローラーをぶっこわし、悲しいお別れをしていた王子(塊云鬼)と新しいコントローラーとともに喜びの再開をはたして数時間、ごろごろ転がってついにこの寒さの折にとびだしたおこたに飛び込んだところそこからまったく動けなくなっていたら一日が終わっていました。そんで日曜日、昨日はしっかり休んだ(文字通り動かなかった)し!なんだかんだいっても行きたかった彦根だし!ひこにゃんいるし!いってきまーす!とドア開けた瞬間に木枯らし一番にブチあたりそのままおこたに滑り込みたくなったのですが、そんなことをしたら翌日から仕事が出来なくなる恐れもありますので、ギャーイヤーさむいー!と吹きすさぶ風と雨に耐え忍びながら駅に向かったら人身事故のために電車は遅れていました。ほんとやめてこういう日は。


それで京都駅で待ち合わせ、じゃあいよいよ彦根へ!とホームに行った瞬間彦根行きの路線は思い切り先ほどの人身事故にカチ合っていまして、顔面硬直レベル寒さのホームでまず40分電車を待つハメになりました。同僚さんと向かいのホームに来た電車をながめては「特急しなのですってー・・・あれのったら長野いけるんですね」「いいなあ」「いいなあ」「ほらこんどはサンダーバード」「金沢いくんですね」「いいなあ」「いいなあ」と現実逃避に励んでいましたらようやく電車はやってきてでもダイヤの乱れにより普通電車しか乗れず、京都駅に9時集合のはずが彦根のホームに降り立った時には11時前でした。本気でそのまま帰りたかった。


とまあ最初はひどい始まりでしたが、彦根城はわたし同僚さん好みのたいへん地味で入り組んだ景色の良いたいへんきれいなお城でした。能楽堂でちょうど能もやっており、1演目みれたのもたいへん楽しかったです。あとひこにゃんをちょっとみたいか、なー・・・?とも思っていたのですが、ひこにゃん行列なるものが50メートル以上伸びに伸びておりさっさと帰りました。あと、今回は同僚さんがつい最近行ってきただけありまして、「あそこにあれがあるよ」とか「ここから琵琶湖がよくみえるよ」とか「こっちのほうが近道だよ」とか「ここには白鳥がいます」などこまかいガイドをしてくださったので、たいへん楽しく見ることが出来ました。ですがそのあとの「わたしは来週もここくることになってしまっています」(友人のつきそいで)の発言にはさすがにわたし室長は「それは・・・すごいですね」「マニアやな・・・」と出不精同僚さんの彦根ぶりにちょっと引いてしまいました。いやほんといいとこでしたよ。記念祭とかなくても行きたいかな、てくらい好みの場所でした地味で。


で、風はいよいよはげしく吹きすさびいい具合にふってきた雨にも打たれて3人とも疲労困憊した時点で「あしたから仕事だし・・・」を合言葉にさっさと電車乗って帰りました3時半。そうして完全に冷え切った身体に鞭打って帰り着いたところおこたが必要以上のやさしさでわたしを待っていてくれたので速攻すべりこみ、そのあとは主にそこで暮らしました。おこたは人を放してはくれませんね困ったものです。