私服通勤なれどもジーパンテシャツ禁止令もある会社での、わたしと同僚さんの仕事着はいつも会長に叱られるか否かのスレスレラインをうろうろしているのですが(赤のカラータイツがライン突破線でした)それでもお客さんに会うときやら出張の折にはそれなりにスーツも着て出かけます。そんなこの間、室長同僚さんわたしで仲良く出張している折、わたしの目の前を歩く同僚さんのスカートの後ろにあるスリットが妙に深いめというか、あれ、こんなにこのスカートスリット入っていたっけ・・・?と、同僚さんや、えらいスリット深くなってないですか、とお問い合わせてみたところ、「え・・・!こないだ裂けて繕うの忘れていたんだけど、ひどい・・・!!?」と愕然としていたのでええとそこまでひどくはないのだけど、あ、安全ピン持ってたかも!使いますか!と聞いたら「安全ピン必要レベルなのかー!!!」と完全逆効果でした。その後もしばらく歩いていたらスリットの裂け目は徐々に上へと登っていき、しかも、あの、同僚さん本日のストッキング「はい。お察しの通りタイツやパンストの替えが(洗濯してないので)もうありませんでしたのでひざ上ストッキングです厳しいですか」歩くたびに結構なレベルで裏太ももがチラ見えします。「どれぐらいのレベルですか」尻下10センチちょっとというところでしょうか「わたしとんだ痴女やな!!!」といよいよどうにもこうにもならない状況に陥ってきたので、話し合いの結果、わたしが同僚さんの背後にぴったりと張りつき、同僚さんが右に行けばわたしも右、左に行けば左と隠密さながらの動きになりました。あまりのあやしさに室長がたいへん怪訝な顔をしていましたが、背に腹はかえられないのですやむをえない措置なのです!と2人で力説しそしてつけたしですがこんなことがありつつも出張は無事にすみました。社会人たいへん。