先日の事ですが、仕事もまあまあの残業で終わり、ぼんやりしながら携帯でメールをしつつJRに乗りさらにそのままメールをしつつぼんやりしてふと顔をあげるとあれー、だれもいないなー・・・?と思った矢先に扉は閉まり、さらにはっと上を見ますといつもならCMやらクイズやらちょっとしたマメ知識やらを流しているテレビが、あまねく、すべて、消えている・・・?!!!そして逆方向に進む電車、誰もいない車内、明らかにおかしい展開にええーー!え!ええ!え−−−−!???!とうろうろおろおろしてそれでも電車は進むものですからあああわああわあわどうしどうしようーー!と目にとまったのが赤いSOSの文字とすぐしたのボタンでして、これを押すべきかいやでもええとでも今SOSでなくていつSOSやねん・・・!と混乱の中についに人生初のSOSをだしました。たすけてー!



と、けたたましいブザー音のあとに車内放送にて「そのままご乗車ください」というわたしあてメッセージが流され、もちろんすっかり動揺していますからその放送にもすみませーー!ん!!と返事をする有り様(絶対聞こえてない)そのままゆっくり電車は止まり、やがて運転手さんが現れて「これからこの電車線路の間の車庫に入れますから、そこから迎えを呼びますのでホームに戻ってくださいね」とのことだったのですがええもうほんとすみませんすみませんぼーっとしてまして・・・と平謝りしつつ、頭の中ではこのSOSのせいで電車のスケジュールに乱れが→よくある事故によりダイヤの遅れ→損害賠償問題・・・!!!という考えがぐるぐるとまわり、生きた心地すらしなかったのですが、そんなわたしを乗せて電車はするりとまたホーム側に戻り、(ホームから丸見えで恥ずかしい事この上なかったです!)車庫に収まり、迎えのおじさんが懐中電灯片手にやってきて、その人に連れられ無事ホームに戻ることができましたよかった。ダイヤもわたしの混乱などどこふく風で予定どうり運行していたので、わたしもやってきた電車に何くわぬ顔で乗り、無事目的地に行くことができました。



しかしお話はこれだけではなく、その後ドアをあけようとして鍵を差し込もうとしたところ、鍵が全然入らなくて、あっれ・・・鍵壊れた・・・・??!!とあれこれ向きをかえてみたり上下引っくりかえしてみたりしつつ、全然ちょっとも入る気配がなかったので、もうこれは力の限り押し込もう・・・!!としたさなかにふと上を見てみると、部屋番号が明らかにひとつ下の階でして、ええとそのまま何くわぬ顔で上の階におもむき部屋にはいりました。鍵ちょうすんなり入った。


ここまでがなんと一日、しかも会社帰りの数時間に巻き起こった出来事でして、さすがに自分という人間が最高に信じられないというか、このままおそとうろついたりしたら何かしら命を落とすんじゃないかという気分にまでなりましたのでとりあえずさっさと寝ました。日常にも危険ていっぱいですね。