何事も無かったように2日目のことでも書こうかと思ったところ、旅行自体からそもそもひと月以上の経過を見せていることに若干の気まずさが走りさらにそもそも結構忘れてきt、おぼろげながらにも記憶の糸をたぐってみようかと思います。職場はなんとひとり増えました。うちの職場的にはちょう大事件ですがまたそれはおいおい。


前回までのあらすじ
有給をもぎ取りサンダーーーバーーァドに乗り込み金沢まできました。いろいろ見まして同僚さんに鉄製手裏剣をお土産で買いました。後日渡したところげらげら笑った挙句「懐に忍ばせて危険が迫ったらこれでなんとかするねありがとう!」といわれて実に贈り甲斐のある人であることよと感心したりしました。そしてさらにうろうろうろついて日本酒飲んだらひっくり返って一日は終わりました。お酒は危険な水やで・・・!



ええと朝起きまして、2日目は福井に行く予定でして、ビジネスホテルに泊まっていたのでさっさとしたくして出て、コンビニでなにか買って電車で食べるかな!と思っていたわたしとは違い、恋人が「朝ごはんのバイキング行きたい!」と言い出しなななにを温泉旅館じゃないんやで・・・こんなビジネスホテルの朝ごはんなんておいくらですか「1300円です」ええええもももももったいねええええ!!とダダこねてみたのですがまあせっかくの旅行ですし遠くまで来たことですしというわけで食べに行ってみたところ、朝ということもあってメニューがスバ抜けて多いわけではなかったのですが、そこいらのファミレスよりはるかにおいしくて煮物だのおひたしだの、なっとうだの好みのものは多いやら牛乳も飲み放題だわジュースもちゃんと100パーセントだわで結構な量をわっさわさと食べ、実に満足して宿を出ました。しかしもうちょっと安くならんのか。いやおいしかったけどもしかし。


そうして在来線に乗り福井に着いたらバスに乗り込み東尋坊に行きました。自殺のメッカ、よくサスペンス劇場で舞台になる場所ですね。なぜここに行くことになったかというとわたしが「海が見たいの」と乙女発言をしたからです。海は見たかったけれどまさかこの発言からここにつれてこられるとは思いませんでした。わたしが気付いていないだけで恋人はいろいろ思うことがあるのでしょうか。それともあまりの身の程知らず発言をしたことへの無言の圧力なのでしょうか。




(身の程知らず発言の結果)

きゃっきゃあははウフフとまではさすがにあれだけど、さらに良く晴れすぎててどんなに頑張ってもこの海は女子というより海の男的というか大漁旗とか漁船とか(実際たくさんいた)まあなんていうか頭の中でずっとカ口山先生のうーーみよーーーおれーーのうーーーみよーーーが離れないんですけどあとはるか先の崖にいる人はサスペンスのモノマネやっていて(実際たくさんいた)というかそんなことより崖すごいーー!(柵などはありませんでした)日本海ちょうきれいーーー!!うーみよーーーおれーのうーーみよーーー!(楽しかったです!)(後日デジカメデータを見てみるとこういった類の俺の海的な写真がわんさかでてきて(金沢の倍以上あった)海の力をまざまざを見せ付けられた結果となりました。)



その後に、行く途中にあった水族館に行こうかということで寄って来ました。まずペンギン!ふむふむ!展示館!メバル(食用)!カレイ(食用)!アンコウ(食用)!クエ(食用)!イカ(食用)!カサゴ(食用)!と展示品のおおむね6割が食用と明記されていたところにたいへん感動しました。その上ドクガエル展示やらリクガメにエサをあげられます!(100円)とかウミガメにエサをあげられます(100円)とかやたら触れ合える水族館でした。ウミガメにエサて初めて聞きました。(距離の近さが尋常ではなかった)そしてドクターフィッシュ体験コーナー!というものがあり、ほほう良く聞きますよね!小魚がちょんちょん手とかつっついて角質食べてくれるやつ!
(サンプル)



現実

かかかかかかくしつきたきたきたきたおれもおれもおれもももももも!うまいうまいうまいいいい!!
おかしい・・・!小魚というかどうみてもわたしの人差し指よりは太い・・・!!!しかしこの吸引力はすごいすごいすごいひゃーーー(大量のちいさい吸盤がもぞもぞしながらあちこち動く感覚でした!)手がつるつるしてるー!というわけで実にカルチャーショックでした。ビジュアル的な問題は若干残らずにはいられませんが、近くには氷の妖精クリオネなどの水槽もあるので、何ならそちらをながめつつ手を入れてみるといいかもしれませんがこの手をつっこんだ瞬間100匹以上いるかもしれない魚が自分めがけて一直線にやってくるのは圧巻です。人生初のモテ期を体験することが出来て非常に感動しました。さみしくなったら・・・また来るね・・・。(たとえ角質目当てとしても!)


そのあとふれあいコーナーに行き、水ダコやサメなどもさわることが出来て(サメはサメ肌でした!)たいへん実のある水族館となりました。海/遊館もおもしろいけど・・・個人的にはこっちの方が楽しいと思います!(あんなにエサをねだるウミガメに会ったのは初めてです!)


そうして水族館を出たところ夕方近くになっていたので、駅に向かって今度は雷鳥に乗って帰りました。雷鳥はうわさに聞いていた通り相当ゆれたのですが、水棲生物ショックですっかりはしゃぎ疲れていたのですぐに眠りの世界へ飛び込み目が覚めたら山科でした。あっという間に現実に戻ってきた。という旅行でした。たのしかった。次は太平洋側か瀬戸内海側に行きたいものですが、おねえちゃん次の有給ていつとれるんや。