はるか昔姉が結婚した折に、今日からこの人があなたのお義兄さんだよという感じで突然兄が出来たのですが、わたしも結婚したということである日突然弟が誕生しました。いや、誕生はずいぶん前にしてる。夫にくっついてきました。


しかし2人姉妹の下であり、いとこの中でもダントツ年下(一番上とは20歳差)で一族の中でも有数のラクラクポジションに居座っていたのですが、逆に下という存在には長きに渡ってずいぶんと憧れを抱いていました。そしてその憧れがたまって学生さんたちに向けられていたわけですね(過去の分析)。しかし学生さんは他人だったけれども今度はまごうことなき姻戚・・・。向こうが結婚すれば必然的に結婚式にも呼ばれちゃう上に「これ義弟です」と他人に紹介したところでなにも疑問をもたれない・・・と数年たったある日ふと気付きましたえええーーー!!おとうと!!でででできてるーーー!!!?おおおおとうとですってちょ!ちょ!どどど同僚さーん!わたしにおとうとできてますよってに!!?!??


と一人っ子で兄弟に異様なまでの憧れを抱いている同僚さんに若干気持ち悪い感じで「今さらだけども人生初の下の兄弟が発生した。テンションあがりきってもう大変。これは異常でしょうか」と確認したところ「気持ち悪いかなって思うけどその心理、わたしにはたいへん良くわかるでも気持ち悪い」といわれました・・・うん・・・やっぱり・・・。


そしてその後「せっかく出来た兄弟なんだし(下なんだし)仲良くなりたいけど声かけすぎて気持ち悪がられたり小姑扱いされたらショックで寝込むからそっとしておくしかない」「こういうとき同性同士ならもうすこし気軽にいろいろできるのに」というわけで妹が出来たらなにをしたいかどんな話したいか(「おねえさーん!今度関西行くからごはんでも一緒にたべましょうよー」など)を語りつくし(つまり気持ち悪い)結論としては「義弟さっさと結婚してくれよ」となりました。実際彼と話をしたことはお互いが壮絶な人見知りという最大級ハードルのためトータル10分にもなっていません・・・。そしてめったに帰省しないためあんまり顔も合わせてません・・・。しかし実際話す局面にもしなってしまった場合、明らか挙動不審になることはわかりきっている(いままでの人付き合いを振り返って)ため、このまま幻を追いかけていた方がいいのかなって・・・向こうもまだ猫を12枚ぐらいかぶりきったわたししか知らないことですし・・・家庭円満て大事ですよってに・・・。